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項目

1. 投資パフォーマンス基準(IPS)による投資評価について

入力者 山下章太 更新日 20130814

IPS基準のためのパフォーマンス測定ツール

ご留意事項

このページは、2003年に記載したものを一部改定して掲載しておりますので、 一部記載内容が古い個所がございます。

著作権は作成者に帰属しますが、パスワード等は設定しておりませんので、 基本的に自由にご利用いただいて結構です。 なお、ツールを利用したことに伴うトラブルには一切責任を負いかねますので、あくまで自己責任でご利用下さい。

はじめに

年金基金がIPS(SAAJ Investment Performance Standards) 基準準拠による投資パフォーマンスの開示を求めるようになってきました。

IPSによるパフォーマンス測定は、大規模なシステムを導入することによっても計算可能ですが、 通常の投資顧問会社の口座数や取引内容から考えて、 個人的にそれほどコストを掛ける必要があるとは考えられません。

IPS基準で求められているパフォーマンス測定レベルであれば、 普通のデータベース(MS Accessなど)で十分耐用可能です。 MS Accessでは、1つのファイルで最大2GBと制限がありますが、 それでも約100万件程度の取引データの管理であれば十分可能です。

コンサルティングを行っていた立場としての個人的な感想としては、

  • 利用しているシステムから上手に必要データをダウンロードできれば
  • 一切無駄なコストは掛ける必要ない

と思います。

以下に、計算のためのツールを提供していますが、 カスタマイズしてご利用されることを想定しているため、 全てのファイルのVisualBasicにはパスワードを設定していません。

ファイルをダウンロード

1.月次リターンの計算チェック用(Excel版)
計算方法 説明 ファイル
(a)?ディーツ法 全てのキャッシュ・フローが測定期間の中間時点で発生したと仮定して計算する方法。
R=(MVE-MVB-0.5F)/(MVB+0.5F)
ディーツ法
(b)?修正ディーツ法 R=(MVE-MVB-F)/(MVB+FW) として算定した数値をリターンとする方法 修正ディーツ
(c)?修正BAI法 MVE=(Netcash)*Wi*(1+R)としてRをソルバーで求めリターンを算定する方法です。計算にはSolver.xlaが必要ですので予めアドインしてから利用して下さい。
なお、エクセルにはマクロが含まれています。
修正BAI
(d)日次評価法 日次評価法に従った計算方法のサンプルです。
※日次評価法のキャッシュ・フローの認識時点は、 当日初めに発生したと仮定して計算する方法や 当日の終わりに発生したと仮定して計算する方法など様々なものがあります。 掲載しているファイルは、当日の終わりにキャッシュ・フローが発生したと 仮定して計算しているものです。
日次評価法

2.月次資産加重リターンの計算例(Excel版)

概要 説明 ファイル
月次の資産加重リターンを計算 複数のコンポジットの時系列資産加重リターン及び対象口座の件数を算定します。
計算には、以下のデータが必要です。
  • 口座の月次コンポジット・ヒストリー
  • 口座の月初時価
  • 口座の月次リターン
※計算は、VBで作成したFunctionで実施しており、マクロを有効にしないと計算することができません。
月次資産加重リターン.zip

3.トータル・リターンと散らばりの計算例(Excel版):アップデート中

概要 説明 ファイル
(a)特定のコンポジットのみを計算する場合 口座ごとの月次データを入力することによって、選択したコンポジットのトータル・リターンと散らばり(等加重・資産加重)を計算します。 計算には以下のデータが必要になります。
  • 口座の月次コンポジット・ヒストリー
  • 口座の月末時価
  • 口座の月初時価
  • 口座の月次リターン
近日公開予定
(b)全コンポジットを一括して計算する場合
(Functionでの計算)
口座ごとの月次データを入力することによって、全コンポジットの@トータル・リターン、A散らばり(等加重平均標準偏差)、及びB散らばり(資産加重平均標準偏差)をExcelのVB(Function)によって一括計算します。
計算には以下のデータが必要になります。
  • 口座の月次コンポジット・ヒストリー
  • 2.口座の月末時価
  • 3.口座の月初時価
  • 4.口座の月次リターン
※再計算の度にVBのFunctionがLoop計算を行うため、計算に比較的時間が掛かります。
例えば、口座数が100、コンポジット数が10、算定期間が5年間と仮定すると
10(コンポ)×5(年)×3(計算種類)=150個のセルのFunctionを実行することになります。それぞれのFunctionは、上記1〜4のシートのデータ(100口座×60ヶ月×4枚=24,000個)を取得し計算を実施するため、比較的計算に時間を要します。
Functionでの計算フォーム
(c)全コンポジットを一括して計算する場合
(VBでの計算結果を値貼り付け)
上記(b)と基本的に同様ですが、全てVB上で計算を行うため、 計算時間は(b)と比較して大幅に短縮されます。
※ただし、一括計算した後の値のみが表示されているため、 計算が正確に実施されているかどうかを可視的に判断しにくい欠点があります。
計算が正確に行われているかを検証するためには、 上記の(a)のファイルを用いてサンプルで検証して下さい。
一括計算用(値貼り付け)

4.口座管理及びIPS計算用のデータベース

概要 説明 ファイル
Excel版 口座の時価及び日々のキャッシュ・フローを管理すると共に、 IPSで必要となる@月次リターン、 Aトータル・リターン、 B散らばりの算定を行います。
データベースを利用するためには、以下の作業が必要となります。
  • コンポジットタイプの登録
  • 口座の登録(口座番号・口座名)
  • 月次リターンの計算方法の選択
    (上記の、修正ディーツなど)
  • 散らばりの計算方法の選択
    (等加重、資産加重)
近日公開予定
Excel版 上記の月次リターンを修正ディーツ法によって計算します。 口座計算

※上記のファイルはあくまで個人利用を目的としたもので、業務目的でのご利用については責任を負いかねます。 ご不明な点がございましたら、以下にお問い合わせ下さい。
info@yenbridge.com

これらの計算方法は、 日本証券アナリスト協会: http://www.saa.or.jp/investment/index.html が公表しているGIPS基準の参考として作成した計算方法となっています。



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