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仕組債

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4. パワー・リバース・デュアル・カレンシー債(PRDC債)のコール条項

入力者 山下章太 更新日 20081206

前回は、パワー・リバース・デュアル・カレンシー債(PRDC債)の金利・元本に関する特徴について解説しました。

PRDC債は、高金利の優れた商品のように見えますが、仕組が非常に複雑で一般的な投資家には、 ほとんどリスク判断が不可能です。
特に元本が外貨建のタイプは、急激な円高が発生する際には、急激な評価損が発生します。
購入の際には、ある程度のレベルの専門家にご相談されることをお勧めします。

PRDC債の特徴として、「コール条項」があります。

「コール=買う権利」ですが、発行体が買戻しをすることができることを契約上定めています。

パワー・リバース・デュアル・カレンシー債(PRDC債)は、一般的に発行体のコール条項(早期償還条項)が 付与されています。
このコール条項により、発行体は為替レートの水準等により、発行体に不利な経済環境になった場合、 強制的にPRDC債を償還することができます。すなわち、原則として、時価>発行額となることはありません。

下記は、為替レートによるPRDC債の時価評価額のサンプルですが、 基本的に、発行額(下図では100)を上回ることがないように設計されています。

PRDCのコール条項

上記のように、PRDC債の時価評価額は、発行額(投資家の投資額)を上回る可能性が極めて低いことから、 投資家は常に時価評価損を抱えることとなります。


株式会社yenbridge(エンブリッジ)では、各種仕組債の評価を実施しております。
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