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評価-非上場株式

項目

1. 非上場株式の評価の概要

入力者 山下章太 更新日 20090201

株式価値を大まかに記載すると、以下のような算定式で表すことができます。

株式価値 = 余剰資産 + 事業価値 − 支払債務 − 有利子負債

これを時価ベースのB/Sに表すと以下のようになります。

時価ベースのB/S

余剰資産とは本業以外の資産であり、例えば、以下のようなものが該当します。

  • 余剰現預金
  • 余剰運用目的の有価証券・投資有価証券
  • 余剰運用目的の不動産

事業価値(Enterprise value:EV)は、会社の本業の価値であり、通常以下の方法にて算定します(概要は、下記をご参照下さい)。

  • インカムアプローチ
  • コストアプローチ
  • マーケットアプローチ


@インカムアプローチ:

将来獲得されるリターン(利益、キャッシュフロー、配当)を現在価値に還元評価し、企業の価値を評価する方法です。

a.DCF法
企業の将来キャッシュフローに対して当該企業のリスクを反映させた割引率を適用して企業価値を算定する方法です。

b.収益還元法
企業の正常利益を推定し企業のリスクを反映させた割引率を適用して企業価値を算定する方法です。DCF法の簡便法として採用します。

c.配当還元法
配当予想額を推定し、それに対して当該企業のリスクを反映させた割引率を適用して株式価値を算定する方法です。


Aコストアプローチ:

企業の所有する資産および負債の価値を個別評価し、その合計をもって企業の価値を評価する方法です。

a.簿価純資産法
貸借対照表の純資産帳簿価額に基づいて株式価値を算定する方法です。

b.修正簿価純資産法
貸借対照表の純資産帳簿価額に対して必要な修正を加えた修正簿価純資産に基づいて株式価値を算定する方法です。

c.時価純資産法
貸借対照表項目をすべて時価ベースに修正したうえで算出された時価純資産に基づいて株式価値を算定する方法です。


Bマーケットアプローチ:

企業自身もしくは同業他社の株式市場での評価を利用して、企業の価値を評価する方法です。

a.市場株価法
上場企業である場合、株価に基づいて株式価値を算定する方法です。

b.類似公開会社法(PER、PBR、EBITDA、EBITなどの倍率を用いる方法)
非上場企業である場合、類似上場会社の市場株価と各種利益指標に基づいて、倍率(PER、PBR、EBIT、EBITDA)を算出し、評価対象企業の利益指標にこの倍率を適用して企業価値を算定する方法です。

c.類似取引法
評価対象の取引と類似しているM&A取引を数件選定し、当該類似取引の買収価格に基づく各種倍率を利用して企業価値を評価する方法です。


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