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スワップ

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7. 通貨スワップの種類と最近の傾向

入力者 山下章太 更新日 20091231

通貨スワップの種類

ベーシス・
スワップ
 ・各通貨の変動金利を交換するのが基本
 ・ただし、現在は交換対象が金利ではなく、米ドルと日本円を交換するなど、通貨交換取引を通貨スワップという名称で行っている金融機関もあり、
 「金利スワップ」や「通貨スワップ」という名称だけでどのような取引を指しているかということが分かりにくくなっている。
 ・包括的為替予約と通貨交換スワップはほとんど同じですので、その違いはなくなっています。
通貨交換取引  ・外貨建借入金のヘッジに用いられることも多く、借入元本と同様に契約時に元本交換を行うケースも多い。



通常の為替予約取引は、1年後の米ドル/日本円の為替レートを固定するなどの契約(個別予約)になりますので、1つの取引は1回だけ資金の受払が行われることになります。

ただし、継続的に為替予約が必要な会社(毎月1百万ドルの部品を海外から仕入れている会社など)は、為替予約が1回だけではなく、毎月必要になってきます。
このような場合、会社は月1百万ドルの資金決済が必要になってきますので、1百万ドルを日本円で24ヶ月間交換する為替予約を締結することになります。

スワップは、「何かと何かを交換する取引」ですが、24ヶ月間の米ドルと日本円を交換(予約)する取引を為替予約取引というのか、
通貨スワップというのかは、微妙なところです。

この取引を「24ヶ月間に渡って通貨を交換する」と考えた場合は、「通貨スワップ」という呼び方になると思いますし、
「為替予約取引を24回連続で行う」と考えた場合は、「為替予約」という呼び方になると思います。
ただし、呼び方は違えど、全く同じ取引を意味していますので、混乱せずに何をしているかということをよく理解して下さい。

デリバティブには、このように、呼び方が違うだけで全く同じ内容の取引である場合もよくありますので、本質を見抜くことが重要になります。

例えば、包括為替予約取引の内容が下記のようになっているとします。
この表のような契約は「包括的為替予約取引」又は「通貨スワップ」と呼ばれ、その区別は曖昧になっており、ほとんど同じであることが言えます。


【為替予約契約の例示】
取引形態  毎月リセット型米ドル買い/円売り予約
取引約定日  2009年7月31日
計算代理人  丸の内銀行
米ドルの買い手  八重洲トレーディング
米ドルの売り手  丸の内銀行
営業日  東京(修正翌営業日)
受渡日  2009年8月以降2011年7月までの毎月末営業日(計24回)
リセット日  受渡日の2東京営業日前
元本  1百万米ドル
為替予約レート  95円/米ドル
為替スポット・レート  95円/米ドル(2009年7月31日時点)



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