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レバレッジド・バイ・アウト(LBO)/マネジメント・バイ・アウト(MBO)

項目

1. M&Aと買収ファイナンス

入力者 山下章太 更新日 20071012

ここでは、代表的な買収ファイナンスの手法として、「LBO」や「MBO」について記載していきますが、 そもそも、「なぜ買収ファイナンスが必要か?」という点について、簡単に触れたいと思います。

「M&A」と「ファイナンス(資金調達)」は全く別の用語ですが、M&Aのための資金調達を広く、 「買収ファイナンス」と呼んでいます。

買収ファイナンスのイメージ

それでは、なぜ買収する際に、資金調達を行うのでしょうか?

理由は大きく2つあります。
  • 買収資金が不足しているから
  • 資金調達を行った方が、利回りがよいから

前者について話をしても仕方ありませんので、後者について説明します。

投資価値100の会社を買収しようとしていますが、その会社は5年後に投資価値が200になっていると想定しています。

買収金額の全額を自己資金で賄った場合が、下図のようになります。
この場合は、
投資利回=回収額÷投資額=200÷100=200%
となります。

レバレッジなしのケース

次に、借入によって投資額の一部を賄った場合は、下図のようになります。
仮に、投資額のうち70%を他人資本(借入)で賄ったとすると、借入は借入額を上限として返済を行えばよいため、 投資価値の増加部分は全て株式の増加につながります。
この場合は、
投資利回り=回収額÷投資額=130÷30=433%
となり、全てを自己資金で投資しなかった場合と比べると、4倍以上の利回りになっていることが分かります。

レバレッジなしのケース

これを「レバレッジ効果」といいます。 「レバレッジ効果」はよく経済学などで聞く言葉ですが、M&Aではこのような使い方をします。

この点から、「なぜ買収ファイナンスが必要か?」という答えは、「投資利回りを上げるため」、ということになると思います。



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