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ベトナム会計基準

項目

1. ベトナム会計基準の概要

入力者 山下章太 更新日 20110410

ベトナムでは、2003年に施行された会計法によって会計制度の大枠が定められ、 それに基づき財務省によって「ベトナム会計基準」及び「ベトナム会計システム」が作成されました。

それ以前は、外資企業は、国際会計基準などの一般に公正妥当と認められる会計基準を選択し、個別に財務省の許可を得て適用していました。
ただし、税務上の公平性や企業の財務諸表の比較可能性を担保する必要があることから、ベトナムにおいて複数の会計基準を並存させる ことは、弊害が生じたことから、1995年にベトナム固有の会計制度が誕生し、現在まで適用されています

現在は、全ての外資企業は、原則として「ベトナム会計基準」及び「ベトナム会計システム」に基づいて 財務諸表を作成することが義務付けれらており、日本基準や国際会計基準を用いて財務諸表を作成することはできません。

「ベトナム会計システム」は、日本における企業会計原則や国際財務報告基準(IFRS)などと異なり、会計基準としての性質よりも、 経理マニュアルに近い内容となっています。
この背景には、従来は複式簿記に慣れていなかった企業の経理担当者に、一般的な会計処理方法を浸透させることが目的であったと言われています。

具体的には、「ベトナム会計システム」は、企業において使用する勘定科目やその仕訳例、財務諸表の雛形、会計帳簿の様式を 示しています。

ただし、「ベトナム会計システム」は、日本の会計基準と異なる点が多くあり、ベトナム会計基準で作成した財務諸表を 利用して、そのまま経営成績を判断することができない場合があります。

ベトナムに法人を設立した場合、会計制度の対応をしていかなければなりませんが、いくつか特徴的な取扱いが必要となりますので、 以降で解説していきます。





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