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項目

4. ベトナムにおけるチーフアカウンタント制度

入力者 山下章太 更新日 20110410

ベトナムにおける会計では、「チーフアカウンタント制度」という制度があり、 外資企業の会計処理を行うためには、チーフアカウンタントを雇用しなければなりません。

具体的には、外資企業は、法人設立後1年以内に、経理責任者としてチーフアカウンタントの資格を持ったスタッフを任命し、 税務局に届け出なければなりません。

チーフアカウンタントは、一定期間の実務経験を経て、大学、短大、会計士協会などが設ける認定コースを受講し試験に合格して 資格証明書を有する者です。
当然ながら、経理責任者として、適切な職業倫理観を持ち、誠実であることが企業からは求められます。

チーフアカウンタントの責任は、会計・税務関連法令を遵守し、企業の経理部門を管理することです。
決算書類の作成に際してはチーフアカウンタントとして署名が求められますので、財務諸表の作成には経営者とともに責任を有します。

ただし、チーフアカウンタント認定コースに登録後、実際にコースを受講しなくても受験可能であり、合格率はほぼ100%といわれています。
ということから、質は高くなくて当然のようです。

チーフアカウンタントの資格を持ったベトナム人スタッフを雇っても、 経理及び会計知識が乏しく資格を持っていても実力が伴っていないケースもよくあるようです。
チーフアカウンタントは、会社の責任を伴う重要なポジションであり、実力・経験豊富なチーフアカウンタントが求められますので、 単にチーフアカウンタント資格を有するだけで雇用すると、全く役に立たないこともありそうです。

なお、外国人がチーフアカウンタントになるためには、ベトナムでの実務経験、ベトナム公認会計士資格、 ベトナム政府が認める外国の公認会計士資格などが必要となるため、現実的には難しいと思われます。





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