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不動産ファイナンスの概要

項目

2. 不動産の権利に関する概要

入力者 山下章太 更新日 20110501

不動産の権利に関する概要

不動産には、「土地」、「建物」、「借地権」、「底地権」などさまざまな種類がありますが、不動産を利用して、 会社でも個人でも活動を行っています。

会社の場合は、
・営業活動を行うための本社建物
・製品を製造するための工場
・福利厚生の一環としての社員寮
・余剰資金運用としての不動産投資
などです。

個人の場合は、
・マイホーム
・余剰資産運用としての不動産運用
などが挙げられると思います。

土地は、駐車場を除き、単独では経済活動に利用することはできませんので、ほとんどのケースは、建物とセットになります。

建物を建設したい場合でも、土地を所有していない場合は、土地を借りてきて上に建物を建てることになりますが、この時には、 土地を借りる権利として「借地権」が発生します。

逆に、土地を貸す方は、土地の上に建物を建てる権利を放棄することになるわけですが、土地を賃貸する権利として「底地権」と いう権利になります。

土地の価格が最も高いのは、何も上に建物が建っていない「更地」と言われるものですが、理由は、更地は何にでも利用ができる からです。

土地は、誰かに貸してしまった瞬間に、建物が建てられなくなりますので、利用が大幅に制限され、価格が大幅に下落します。

土地を借りて建物を建てた場合は、土地を利用できる権利を取得できたわけですので、「借地権」が発生し、建物の価値は、 建物+借地権の価格となります。

このように、不動産は権利関係の組み合わせによって、構成されています。

不動産は、会社や個人にとって、利用方法は異なりますが、個人がマイホームを購入した場合、生活に必要な不動産ですので、他の 出費を抑えても、何とかして支払を行おうとします。会社が製造拠点として建設した工場も、営業上必要であり従業員の雇用のため、 他のコストを落としてでも支払を行おうとします。

本業や生活に必要な不動産は、返済のために他のコストを抑えてでもというインセンティブが働きますので、比較的貸倒が発生しに くいものと思いますが、余剰資産運用として購入したマンションなどは、生活や企業活動の本業と全く関係ありませんので、他のコ ストを抑えて借入金を支払うというインセンティブがありませんので、貸倒がマイホームよりも高くなると思います。


ご参考情報

弊社代表の山下が執筆した不動産ファイナンスの入門書(金融マンのための不動産ファイナンス講座)が、全国書店でお買い求めいただけます。

【書籍情報】
書籍名:金融マンのための不動産ファイナンス講座
著者:山下章太
出版社:中央経済社
発行日:2011年3月25日
税込価格:3,150円
A5判/300頁
ISBN978-4-502-68490-6

内容(「BOOK」データベースより)
不動産をファイナンスとして利用するための基礎知識や、担保価値を把握するための手法、不動産を利用したファイナンスに関するさまざまな特徴を、難解な部分を極力排除したうえで、事例を交えながら解説。

出版社リンクページ:
金融マンのための不動産ファイナンス講座

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