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不動産ファイナンスの基礎論点

項目

7. 不動産担保融資:事業資金融資

入力者 山下章太 更新日 20110513

不動産を担保にして事業資金を借りる

このケースは、一般的な融資取引で最も多いタイプだと思います。

従来から、企業の信用力をカバーするために、不動産を担保にした融資取引というのは一般的に行われています。 不動産担保融資は、土地・建物などの不動産に担保設定して融資を行うものですが、不動産の売却による処分価値を、 会社の信用力の補完として利用します。

不動産担保融資のイメージ

不動産担保融資のイメージ

企業が活動をしていく中では、短期的な仕入資金が必要となったり、手形の割引を行ったりと、機動的に資金調達 を行わなければならないケースが存在します。このような際には、あらかじめ不動産に根抵当権を設定しておき、担保 余力の中で、短期的な資金調達を行います。

預金担保を除く全ての担保は、必ず掛け目が掛かりますので、評価額の100%を担保価値とすることはありません。金 融機関ごとに掛け目は異なりますが、不動産担保を設定する場合は、不動産価値を算定し、70%程度の「掛け目」を掛け た価格を担保価値とします。

不動産の一番の特徴は、「動かない」ということです。動かない不動産は担保資産を確実に確保しておくという点か らは、非常に適しています。

また、担保設定できる他の資産として、売掛債権や在庫等の流動資産もありますが、これらは、短期間で資金化され てしまいますので、担保債権の資金回収と返済のタイミング等を細かに設定していかなければいけないため、非常に担 保設定手続が煩雑になります。

不動産は長期間保有されることが前提ですので、担保設定は一度だけで済みます。この点からは、担保設定は固定資 産ほど担保設定が楽に行うことができ、担保としては適していると言えます。

不動産の担保設定手続きは、不動産に抵当権・根抵当権を設定することによって、担保設定を行います。




ご参考情報

弊社代表の山下が執筆した不動産ファイナンスの入門書(金融マンのための不動産ファイナンス講座)が、全国書店でお買い求めいただけます。

【書籍情報】
書籍名:金融マンのための不動産ファイナンス講座
著者:山下章太
出版社:中央経済社
発行日:2011年3月25日
税込価格:3,150円
A5判/300頁
ISBN978-4-502-68490-6

内容(「BOOK」データベースより)
不動産をファイナンスとして利用するための基礎知識や、担保価値を把握するための手法、不動産を利用したファイナンスに関するさまざまな特徴を、難解な部分を極力排除したうえで、事例を交えながら解説。

出版社リンクページ:
金融マンのための不動産ファイナンス講座

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