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不動産ファイナンスの基礎論点

項目

12. 不動産流動化が行われる理由

入力者 山下章太 更新日 20110613

不動産流動化が行われる理由

流動化が行われる理由は、さまざまですが、一般的には、以下のような理由が考えられます。

リスクヘッジの手段

資産を持つということはリスクを負うことです。投資対象の価値が下落するリスクや、プロジェクトが失敗する リスクなど、さまざまなリスクを抱えることになりますが、流動化した場合には、これらのリスクを他社に移転さ せることが可能となります。

近年は、IFRSへの移行や会計基準の改正によって、さまざまな潜在的なリスクを開示することを会計上要請され る場合が多くなってきました。不動産を保有することは、会計基準の観点から言ってもリスクを抱える要因を増やす ことになります。



低コストでの資金調達

証券化・流動化は対象資産の信用力を用いた資金調達手法となるため、対象資産の所有者の信用力よりも対象資産 の信用力の方が高い場合(前述の渋谷不動産のようなケース)は、自ら資金調達をするよりも、低コストでの資金調 達が可能となります。



オフバランス効果

流動化・証券化を行った場合、会計上は資産売却と同様の効果をもたらしますので、資産をB/Sから控除すること ができます。これによりROA等の財務指標の改善が期待できます。

なお、会計基準等の変更により、オフバランスの要件も常に変動していますので、この効果が未来永劫続くのかは不明です。




ご参考情報

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【書籍情報】
書籍名:金融マンのための不動産ファイナンス講座
著者:山下章太
出版社:中央経済社
発行日:2011年3月25日
税込価格:3,150円
A5判/300頁
ISBN978-4-502-68490-6

内容(「BOOK」データベースより)
不動産をファイナンスとして利用するための基礎知識や、担保価値を把握するための手法、不動産を利用したファイナンスに関するさまざまな特徴を、難解な部分を極力排除したうえで、事例を交えながら解説。

出版社リンクページ:
金融マンのための不動産ファイナンス講座

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