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レバレッジド・バイ・アウト(LBO)/マネジメント・バイ・アウト(MBO)

項目

7. 元本返済について

入力者 山下章太 更新日 20071012

返済スケジュールについて

返済のスケジュールによって、以下のような分け方が出来ます。

  • フル・アモチ(均等弁済)
  • バルーン付アモチ
  • ブレット(期限一括弁済)

まず、「フル・アモチ」とは最終回まで同額を常に返済していくタイプです。
仮に5年間で元本を20ずつ返済をしていくと、残高は下図のように推移していきます。

フル・アモチ

次に、「バルーン付アモチ」ですが、バルーンとは最終回返済額が他の返済日に比べて多くなっているものをいいます。 この呼び方は金融機関によっても異なりますが、テイルへビーという言い方もあります。
5年間で最終回に60返済し、その他の返済日に10ずつ返済する場合、残高が下図のように推移していきます。

バルーン付アモチ

「ブレット」は最終回のみにしか元本返済が行われないタイプです。
最終回の返済までは、残高は貸出額と同額になっています。

ブレット

返済方法について

返済方法は、大きく下記の2つに分かれます。

約定弁済

契約上の返済スケジュールに応じた返済です。

期限前弁済

  • 任意期限前弁済
    買収ファイナンスは、一般的な借入と比べると金利が高いため、 借手にはリファイナンス(借換)のインセンティブがはたらきます。
    借手からの約定スケジュールによらない返済を、「任意期限前弁済」といいます。
    ただし、貸手サイドについても、融資を行うためにファンディング(資金調達)を行っているため、 約定スケジュールによらない返済が行われてしまうと、ファンディング・ロス(調達時の金利ロス)が発生してしまいますので、 任意期限前返済を認めるタイミングについても、通常は契約書上に定められるケースが多いと思います。

  • 強制期限前弁済
    貸手サイドからすれば、ローンの返済に充当されるべき資金が設備投資などに使われてしまうと、 返済に悪影響を及ぼすと考えるのが普通ですので、このような観点から設けられているのが、「強制期限前弁済」です。
    具体的には、一定の基準を設けて、必要現預金額を設定し、その金額を超える現預金を借主が有してる場合は、 余剰資金を返済に充当させるという契約が締結されます。これを、「キャッシュ・スイープ(余剰資金強制弁済条項)」といいます。


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