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エクセル演習(中級)

項目

エクセルテスト(中級:第3回)

入力者 山下章太 更新日 20131019


業務上で、パソコンを使えるか使えないかで、作業効率が大きく変わってきます。
ここでは、当社で社員教育用に実施しているPCテストの一部を公開しています。

難易度も合わせて記載しますので、参考にして下さい。

テストの内容

難易度
ファイル エクセル
内容 基本的な配列計算
制限時間 5分

ファイルをダウンロード(ZIPファイル)



解説

ダウンロードすると、エクセルファイルが2つ入っています。
問題ファイル:pc_test_7.xls
回答ファイル:pc_test_7a.xls

今回は、エクセルでの配列計算に関する問題です。
普段配列計算を使用しない人も多いと思いますが、知っていると操作を1つか2つ減らして効率的に作業ができるようになります。
これらを使えるかどうかで、大きく作業時間が変わってきます。



解説:問題に入る前に

エクセルで配列計算をしたことがある人は分かると思いますが、使ったことが無い人は、 そもそも操作方法が分からないと思います。まず、操作方法を説明します。

配列は、高校の数学で大半の人がしたことがあると思いますが、下記のような場合の、「x,y,zを計算しましょう」 というような問題です。

知っている人は、説明不要ですが、この計算はエクセルの関数で一瞬で計算できます。
関数は、「MMULT」という2つの配列の積を計算できる関数を使用します。

下記のような感じです。

数学的には、
x = 2*6 + 2*14 + 39*-1 = 1
y = -1*6 + -5*14 + 2*39 = 2
z = 0*6 + 3*14 + -1*39 = 3
として計算します。

まず、今回計算しているものは、3×3行列と3×1行列ですが、その積は、3×1行列になります。
今回の計算では、解(答え)を3×1行列として表示する必要があるので、3×1行列に解を表示するように操作をします。

具体的な、エクセルの操作としては、下記のように操作します。

  1. 解(答え)の範囲(ここでは「J3〜J5」)を選択する
  2. 「F2」ボタンを押して、数式バーを表示させる
  3. 行列の積を求める関数「MMULT」で行列を指定する(ここでは、=MMULT(D3:F5,H3:H5))
  4. 配列計算をするために、「Ctrl+Shift+Enter」を押す

そうすると、2つの配列計算ができます。

MMULTの関数が{ }で囲われてますが、これは「Ctrl+Shift+Enter」を押したことによって、 「配列で計算してますよ」という証拠です。

それでは、本題に入っていきます。



解説:問題1

問題1と問題2は同じ問題です。
投資利回りを求めましょうという問題ですが、複利で計算しますので、解答例のようになります。

投資リターンは、積数(利回りに1を足したもの)を掛けて、最後に1をマイナスするという計算をします。

これは、流石に説明の必要がないと思いますので、解説は割愛します。

問題1では、「PRODUCT」という掛け算関数を使用しています。似たような関数として、「SUMPRODUCT」という関数もありますが、 違いは以下の通りです。

関数 内容
=PRODUCT([範囲]) 引数の積を返す
=SUMPRODUCT([範囲A],[範囲B]) 範囲Aと範囲Bの積を合計する

この2つの関数は、色んなところで活躍する関数です。
一度習得しておくと、役に立つことが多いと思います。



解説:問題2

次に、問題2は、「問題1を配列として計算しましょう」という練習です。

解答を見てもらえれば分かると思いますが、すごくシンプルです。

考え方としては、「利回り+1」を全部掛け算(PRODUCT)して、最後に1を引く訳です。

エクセルで計算するときに、「1+範囲」という計算はエラーになってしまいますが、配列として計算すると計算できます。



解説:問題3

次に、問題3は、「エクセルで連立方程式を解きましょう」という問題です。

先ほど、配列計算の方法を解説しましたので、ここでは割愛します。
2つの関数を使用して計算しています。

関数 内容
=MMULT([行列],[行列]) 2つの行列の積を計算する
=MINVERSE([行列]) 逆行列を計算する

この関数は、行列計算をする基本的な関数の2つですが、この2つだけでも知っておくと、便利です。

逆行列とは掛けるとシンプルな単位行列になるものですが、詳しい話は、数学の解説をしているサイトでご確認下さい。



基本的な操作ですが、習得するだけで、仕事のスピードが変わってきますので、試してみて下さい。





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