エージェントとは、シンジケートローンの参加金融機関と借入人の間に立ち、 資金決済・事務連絡・担保管理・契約上定められた業務を行うものをいいます。
エージェントの種類は、大きく以下の3つに分けられますが、 1行で全てのエージェント業務を実施する場合もしばしば見受けられます。
- ファシリティエージェント
資金授受に関する参加金融機関への通知、契約条項に定められた業務を担当 - ペイイングエージェント
資金デリバリーを担当 - セキュリティエージェント
担保管理を担当
エージェントは、参加金融機関と借入人の間に立って、上記の業務を行いますが、 シンジケートローンの場合は、通常メインバンクがエージェントとなる場合が多く、 他の参加金融機関と比較して、預金量の差や情報格差があり、また、既存貸付の弁済とシンジケートローンの弁済のどちらを 優先して充当するかなどの責任関係が不明確となるリスクがあります。
通常は、エージェントの責任を軽減するために、以下のような方法を採用しています。
- 業務内容・権限の明確化
権限が少なければ少ないほどエージェントの責任は軽減されることになりますので、 極力判断が伴う事項については、多数貸付人の意思結集に従うことにすることによって、 エージェントの責任を限定します。 - 契約上の免責条項の設置
契約上に明示された義務以外は責任を負わないことを、契約上も明確化することにより、 エージェントの責任を限定します。
2. コミットメントライン契約とは
4. アレンジャーについて




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