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シンジケートローン

項目

9. ファシリティフィーとコミットメントフィー

入力者 山下章太 更新日 20071026

リボルビング方式のシンジケートローンにおいては、貸付人は貸付枠を設定する代わりに、 フィーを徴求することになります。このフィーの計算方法は大きく2つの方法が存在しています。

ファシリティフィー

この計算方法は、貸出枠全体を基準として一定割合のフィーを徴求する方法です。

計算式:貸付極度額 × ファシリティフィー料率 × 計算期間

ここで、計算期間は、貸付人が貸付義務を負担している期間と合致させることになります。

コミットメントフィー

こちらは、未使用枠を基準として一定割合のフィーを徴求する方法です。

計算式:未使用貸付極度額 × コミットメントフィー料率 × 計算期間

コミットメントフィーは、未使用貸付限度額に対して支払われるものですので、その金額は日々変動することになり、 事前に確定することができません。
基本的にフィーの請求は後払いが前提となりますが、分割払いで徴求するケースと一括払いで徴求するケースがあります。

利息制限法・出資法との関係

コミットメントライン契約とは』 においても記載しましたが、ファシリティフィーやコミットメントフィーは貸付を行わなくても手数料が発生しますので、 これが利息制限法や出資法のみなし利息に該当するかという点が問題視されていました。

1998年3月にシティーバンクが日本電気向けにシンジケートローン方式のコミットメントライン契約が、 出資法・利息制限法のみなし利息には当たらないと実施した第1号案件のようですが、 その後1999年3月29日に「特定融資枠契約に関する法律」が施行され、 「コミットメントライン契約」が出資法・利息制限法のみなし利息に該当しないと広く日本で認められるようになりました。

シンジケートローン契約等で、「特定融資枠契約に関する法律」に関する記載が見られるのは、 『利息制限法の対象ではない契約ですよ!』とはっきりさせることが目的です。



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