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投資

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グローバル投資パフォーマンス基準(GIPS)

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各論

項目

1. 会社の定義

入力者 山下章太 更新日 20071214

GIPSは大きく、資産運用会社が必ず準拠しなければならない「必須基準」と、 準拠することが推奨されている「勧奨基準」に分かれています。

GIPS

「会社の定義」における「必須基準」と「勧奨基準」は下記のように規定されています。

0.A 会社の定義―必須基準

  • 0.A.1 GIPS基準は、会社全体に適用されなければならない。
  • 0.A.2 会社は、顧客または見込顧客に対して独立した事業主体として示される、 資産運用会社、子会社、または部門として定義されなければならない。
  • 0.A.3 会社の運用総資産額は、定義された会社内で運用される投資一任資産および 非一任資産のすべての時価の合計に等しくなければならず、フィーを課す資産および課さない資産の両方を含む。
  • 0.A.4 会社は、サブアドバイザーの選任について裁量権を有する場合には、 サブアドバイザーに委託した資産のパフォーマンスをコンポジットに含めなければならない。
  • 0.A.5 会社の組織変更を理由として、コンポジットのパフォーマンス記録を変更することはできない。

0.B 会社の定義―勧奨基準

  • 0.B.1 会社は、最も広範かつ意味のある会社の定義を採用するよう奨励される。 この定義では、各資産運用会社の実際の社名にかかわらず、 同一の商号の下で業務を行うすべての立地(国、地域等)の事業所を含めるべきである。

解説

「会社の定義」においては、まずGIPSの開示主体である"会社"を定義する必要があります。
ここでの会社は、法人格を有している会社ではなく、会社内に存在する部門であったりします。

会社の中に顧客から預かった資産の全てが含まれていれば、 「法律上の会社=GIPSにおける会社」とする必要はありません。

会社の定義

ここで決定した会社が、GIPSに準拠しているかどうかの主体になってきますので、 何を会社と定義するのかを慎重に決定する必要がありますので、ご留意下さい。

検証内容

検証の際には、適切に会社が定義されているかを検討し、 定められた会社がGIPSに準拠して業務を行っているかを検証することになります。



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